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2019.06.21 「組織心理学」

組織とは...

普通の才能の人が、ひとりで一日一個のモノを作ることが出来るとします。その場合、ふたりで仕事をすると一日に二個作ることが出来る、と考えるのは算数では当たり前です。
1+1=2だから。

ところが集団の力学でみると、そうとも限らないことが起こります。日本ばかりでなく海外でも、このことはよく知られていて、たとえばアメリカのホーソン実験(心理学者Mayo,1924〜)では、チームの人間関係や目的意識が業績に大きな作用を与えることが分かったのです。
1+1≧2でもあれば逆に1+1≦2 でもあります。

たとえば、気に入らないメンバーと組合せになれば、士気(意欲)はたちまちさがり、その逆もまた正です。それから、仕事はひとりで出来る領域はせいぜい限られていて、多数で機能的な組織になって実行したほうが成果はずっと大きくなります。ある目的を持って集団を形成し、成果を高めていく学問を組織心理学といいます。近年はさらに、チーム編成や配置計画、メンバーの育成などに絞った人事心理学が登場しています。

そこで、機能的な組織とはどうあるべきなのか。リーダーはどんな行動をとればいいのか。権限の明示、知識、メンバーの人柄、職務のありようなど、さまざまな側面が「変数」として計算されるようになりました。変数とは、組織の目的(Y)を最大化することに関係するX群(条件)のことです。人や働く環境がどんなとき、業績が上がるかを研究する分野です。

社員のパーソナリティを偏らないように採用、チーム編成して成功している企業もあれば、その逆も多数見受けられます。昭和のまま、カンと経験と度胸(KKD)で高度経済成長期の再来を夢見て運営している会社は、日本にはとても多いです。日本の生産性の低さは「働き方」如何のありようよりも、むしろ組織のゆがみ、人材の活用技術のなさが原因と見ています。

日本企業の多くがまだ昭和の惰性のままだというのは、組織階層のムダに高いことや役職の乱造、見込みがなさそうでも平気で新規事業をたちあげたり、他社のマネをしたりしているのを見ると感じます。





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