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2012.02.16 「多変量バスケット分析とは」

これはある食品メーカーに勤める元気のよい、そして気のよい中堅社員田中くん(仮名)がよこしてくれたメールと、それへの私(高根)からの返信です。

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高根先生

おはようございます。
現在取り組んでいるIDPOS分析についてです。

POS分析はアソシエーション分析が主流との事をわが社の関係者に
言われましたが、先生に取り組んでいただいているものと何が違う
のかネットとかで見ていてもよくわかりません。
もし御存知でしたら教えていただけませんか。
お忙しいところ恐れ入りますがよろしくお願いいたします。


田中くん

槍や弓矢は江戸時代までは通用したけど、近代戦には、もはや役立たない。
アソシエーションというのは名前を変えた組み合わせ(クロス集計)や
相関(2変数の関係をみる)のことで、出現確率をみるだけのこと。
実にたわいもないやりかた。幼稚な手法としかいえない。クロスはカウントする
だけだし相関はきちんとした数の性質をもつものしか当てはまらないんだよ。
たとえば価格が高くなればなるほど売れなくなるとか、その逆とか。
ほしがる人がふえればふえるほど価格は上がるとか。
温度が上がると植物の成長が速くなるとよくいうが、摂氏30〜40度までの
範囲が妥当で70度を超えるとタンパク質は劣化する。むしろ植物は枯れる。
すべて直線式で説明できると考えるステキなピープルに相関はよく支持される。
食品業界は競争が激しいから新しい技術で対応しようという人々と、
従来の方法で堅くやっていこうという人々に、よくわかれている。
今回おたくはどちらにつくのかな。

これまで小売りは流通の総元締めのようにイバッテいて、オレたちが
産業を支配しているような言い方さえも。でも、顧客に支持されない
小売りはこれから悲惨だよ。
今後は顧客の健康度、嗜好、家族の年代や人数にあわせた経済的な買い物
などを個別に提案しなくてはいけない。それができる小売りと、単にモノを売って
いる小売りとがこれから激しく峻別されていくだろう。
顧客にやさしい小売りになるには、IDPOSは欠かせないんだよ。





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